前回の投稿から今までの出来事②
ツイッターのいろんなアカウトをネットサーフィンしながら見てるとある瞬間、その内容が全て自分に関わりある内容が書かれている。さっき見たばかりのは内容が今度は自分あての内容に瞬時に変わってる。そのうちほかのアプリを開いてみるとすごく荒んだ画面がでてくる。いつも見てるはずの画面がまるで何かのウイルスが入り込んだように荒れている。
まじめに携帯電話にウイルスが入ってしまったと思った。そのうち自分がしたのか、幻想だったのかわからないが、携帯がピカッと光って、あなたの居場所が特定されたというようなツイッターをみる。
もう、その瞬間から恐ろしくなり、なんとか携帯のI.D.を変えようとするのだが、うまくいかなかい。完全に乗っ取られてしまったと思った。
ネットを開くとその書かれている内容がまるで裏のサイトのどこかに誘導されたかのように、すべてが卑猥な内容になっている。
ツイッターも今まではそんなことなかったのに、知っていたアカウトがみんな卑猥な言葉をつぶやき始めた。
自分の頭が誤作動を起こしてるなんてまさかその時は思いもよらず、もう恐ろしくて恐ろしくてしかたなかった。
昔働いてひどくいじめられた出来事から、ある人の恨みをかって、自分は監視されていて、私がネット上でみる全ては誘導され、私を精神的に追い詰める目的だと思い始める。
そんなふうに考え出すと日常に起こったすべてのことを関連づけて、私の人生そのものはある人にコントロールされていると思い込んだ。
命を取らないギリギリのところで、自分を精神的に追い詰め、崩壊させる。それがその人の復讐だと思った。
家には盗聴器が仕掛けられ、おそらく会話は筒抜けになっていて、留守の間に部屋のものを触られていたんだと思った。
家族の病気やいろんなトラブルはすべて仕組まれたもので、いよいよその復讐のクライマックス、自分にそうだと気づかせたんだと思った。
自分がたまたまネットをいろいろ見ているうちにその仕掛けに辿りついてしまったと思った。
もう、こんなふうに当時の記憶を思い出すと、今でも少し、実はそうなのではないかという不安がどこかにわずか残っていて払拭できないところがある。(だから処方が続いてるわけだが)
その晩、父が出かけていたので、無事に帰って来れないのではないかと心配になり、また父の不在の間に母と私だけのところに誰かが押しかけて来ると思った。すべては彼らの手中にあるのだと思った。
不安で怖くてしかたなく、寝ている母のベッドの横で、早く父が帰ってこないか、早く帰ってきてほしいと訴えていた。
いつもの様子と違う自分に気がついて、母は父に連絡した。まもなく父が帰ってくる。
今日はとにかく眠れない。夜が明けたら警察に行ったらいいのだろうかなどと考えていた。
どうしても寝ないという私に父は知り合いの人に頼んで、睡眠薬を持ってきてもらい、飲ませようとした。むきだしの薬はまるで毒のように見え、その薬を持ってきた人は回し者だと信じていた。
収拾がつかない状況をなんとかしないといけないと思い、寝るとウソをつき、布団に横になる。その後、疲れ切って自分もいつの間にか寝てしまっていた。
翌朝、病院が開く時間になるとすぐ、強制的に病院に連れて行かれた。
もう、その頃には自分の父親すら、コントロールされていると思っていた。
そして私を精神病棟に入れるという彼らの最終目的が完結されたんだなぁと思った。
その時は、ただただ泣くことしかできなかった。