私の中のわたし

2017年秋。発達障害(ADHD,広汎性発達障害)だと診断を受けてから、記録としてブロブを始めました。

先延ばしの癖の結果、職場で怒られる。

これをやっておいてねと、随分前に言われ、そして、途中何度もどうなっているか聞かれていたのにも関わらず、先延ばしをしてしまって、わかってはいたのに、手をつけられずにいた。

もう、あと一歩で上司がキレるというタイミングでお尻に火がつき、なんとかギリギリ、間に合わせるみたいな仕事をしてしまった。

そして、何度も言ったよね。何でやらなかったの?と言われる。

何でに答えられる相手が理解できる理由はない、やろうと思ってるけど、やらなきゃと思っていても、手をつけられずにいる。そこへ行動できず、避けてしまう。時間がない訳でもない。やることは難しいことでもない。でも先延ばしをしてしまうのだ。どこかで、今日は少しやろう、明日やろう、今週末やろうと少しずつ逃げるのだ。

そんなこと言えないので、ほかの言い訳をしたが、到底理解してもらえないし、答えにもなっていない。

納得するであろう理想の答えは、やらずに怠けていたから。

でも、そうではないのだ。やらなきゃ、やらなきゃと思っているのにできない。

だってこれがADHDの特徴の1つ、病気の特徴なんですとも、やはり言えない。

 

これは当事者には、きっとよくわかると思う。

 

上司は、私の障害を知っているので、はじめの頃は気を使って、出来るだけわかりやすく、丁寧にと指示も気をつけてもらっていた。最近はわたしが落ち着いてることもあって、また普段から、いちいち、今はこう感じているんですと、説明する訳ではないので、特に、広汎性発達障害の部分は、普通の人にとっては、その特徴は、特殊なものだから、説明も理解を求めるのも難しい。

 

結局ギリギリ何とか取り掛かったのだが、やはり、どういうつもりで、勝手に重要な仕事を理由もなく後回しにするんだと大目玉を食らう。

仕事への思いがない。その重要性、どんな理由で何が大切なのかなどを、延々と話しはじめた。

 

そこです。それをはじめに、聞いていれば、捉え方が変わって、結果も変わっていたかもしれない。

つまり、人に興味がない自分にとって、今は自分がどう変わっていかなきゃならないのかが精一杯で、正直、何のための仕事が、その仕事の大事な意味は何なのかなんて、到底思いつきもしないのです。

自分で書いてて、ろくでもないなと思うから、周りからみたら、どういう神経してるんだと思われるだろうなと普通は思うんだろうなと感じる。

この障害だと知るまでは、自分の価値観はほかの人と違うだけとか、人に興味もってないと、なぜいけないんだろうとか思っていたので、

クールとか冷たいと言われることもあった。

 

薬で治療後、最近の僅かに感じる変化は、

怒られても自分をあまり責めなくなったことと、自己嫌悪に陥らなくなったことである。

落ち込むには落ち込むし、ショックで、悔しいけど、障害だから仕方ないんだ。

あとは方法を身につければいいんだと冷静に考えられるようになって来たことだ。